看護師で転職したいと考えている人は、収入をあげたいと思っているのではないだろうか。
収入をアップする手段として、給与交渉は有効である。
給与交渉がしやすい職場を知っておく、またタイミングや伝え方も工夫することで成功しやすい。
給与交渉をしたいのであれば、大手以外の小規模な医療機関、個人経営の病院、高齢者専門の医療施設などに絞るのが有効だ。
大手になればなるほど給与形態について細かく決まっているため、給与交渉を成功させるのは困難である。
給与交渉を成功させるコツは、いきなりもっと多くの給与がほしいといわないことだ。
あくまで以前の職場でもらっていた金額をベースに、自分はこれだけの給与をもらった実績がある、とアピールするのがポイントになる。
収入を証明できるものには、前職の源泉徴収票が有効だ。
給与交渉するタイミングは、最終面接時や人事担当者との会話に給料の話がでたときなどだろう。
内定連絡をもらったときもよいタイミングだといえる。
注意するのは、内定承諾書を出す前に給与交渉をしなければタイミングを失ってしまうことだ。
マナーとして、メールではなく電話や直接会った際にすることを意識するようにしよう。
給与交渉をする際は、転職を希望している病院の給与水準を調べるようにするとよい。
相場を知らずあまりにも高収入を希望してしまうと、印象が悪くなりかねないからだ。
また、ピンポイントで希望する金額を伝えるのではなく、幅をもたせた金額を伝える方が好印象を持ってもらいやすいことも覚えておくとよいだろう。
給与交渉に対応する自信がない人は、【転職による収入増減計画書】に掲載されている転職活動のコツを参考にするのがおすすめだ。